散るさくらせつない今をせつないままに


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★ 交心俳句33101



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散るさくらせつない今をせつないままに

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花呼さんより、コミュニティに 『 かたくりさん ありがとう 』 をいただきました。
 うれしい花便りです。


 ※ 
☆☆☆ 『 今日の俳句で交心 09年03月31日 』 乞いをすて自愛もすてて花に酔う ♭♭♭


 いよいよ春闌。
 みなさんのところの花便りも交心できますように。



★。・。・゜♪゜・。・。★ かたくりさん ありがとう ★。・。・゜♪゜・。・。★



 花呼さん、筑波山の二輪草さんの蕾に会ってきたのですね。
 高良山の登山道に一カ所、二輪草さんが咲いているところがあるんです。何度も何度も逢いにいきました。恋しい恋しい花。もう、三年くらいお逢いしていない。
 お寝坊片栗さんがもうお目覚めですね!

 二輪草さんと一緒の褥で育っているんだ。
 大地の恵みの豊かさですね。

 九州ではもうほとんどお目にかかれません。保護された野草園に残っているくらい。筑波山は片栗さんの群生もあるのでしょうね。生きて、生きて、生き抜いて、一度でいいからお目にかかりたいと願うのですけれど・・・。

 野の花は山野で見るべし、なのですけれど、二輪草さんは庭に植えていたんですよ。人にも分けてやるほど増えていたんですけれど、一昨年、庭を掘り起こして様変わりさせた時、根を残し損なって、去年は消えてしまったんです。ところが、今年、思わぬ所から、三本、芽を出してくれていたんですよ。うれしかった!
 花芽をつけてくれるかどうか、わくわくしながら、毎朝、挨拶するんです。

 プランター菜園が日課になって楽しいから、今年は山野草さんともおつき合いさせてもらいます。先日知人からサギソウをもらいました。まだ芽も出していませんけれど、育てることができるように心のエネルギーとあい風そそぎます。
 ちっごは温暖すぎるから、山野草さんには過酷なんです。
 野の花は山野で愛すべし、なのですけれど、やっぱりこの手で育てたい。やっぱり身近に遊んでほしい。少しだけの欲です。
 この欲、お許しくださいね。


 花と散る、はうつくしく散ることなのでしょうね。
 散るは自然の摂理で、新しい命の受胎なのです。
 一日一生。
 人の命も、一瞬一瞬が、花なのでしょう。
 一瞬一生。
 散らなければ、新しい自分は花になれない。
 今とここを大切に生きることが、
 花と散ることなのだと思います。
 散ることで、新しくなっていくのだと思います。


 散るさくらせつない今をせつないままに   仁





★。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★。・。・゜♪゜・。・。★

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