言葉あそび575交心『 いくばくの余命しみじみ明けやすし 』
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★ 言葉あそび575交心v13s070803
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いくばくの余命しみじみ明けやすし
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我生何処来、 我が生は何処より来たり
去而何処之、 去って何処へ行くのか
独坐蓬窓下、 独り蓬窓の下に坐して
兀兀静尋思、 兀兀と静かに尋思す
尋思不知始、 尋思するも始めを知らず
焉能知其終、 焉んぞ能くその終わりを知らん
現在亦復然、 現在亦また然り
展転総是空、 展転として総ては是れ空
空中且有我、 空中にしばらく我有り
況有是與非、 況んや是と非と有らんや
不如容些子、 些子を容れるに如かず
随縁且従容。 縁に随ってしばらく従容す
。。。『 良寛 「我生何処来」 』
★★★ 良寛さんの詩を遊ぶ『 「我生何処来」 』 へどうぞ!!! ★★★
久しぶりに良寛さんが向こうからとぼとぼ歩いて来ました。
いつもこちらから訪ねていって、探し出せないのに、今日は思いがけず何気に出会ったのでした。なんだかほっと懐かしい情感にたゆたいます。何気に挨拶して、懐かしさの情感にしばし遊びましょう。
短夜やすれちがいしは良寛坊 仁
かそけき影のたゆたいてあり
一見市井の好々爺さんですから真似しやすそうですけれど、真似しはじめたらどっこい、果てしなく深く、真似の入り口でその本姿を見失ってしまいます。結局その入り口の真似しやすさの良寛さんをもう十年近く真似して遊んでいるばかりです。真似良寛遊びをしているつもりですがどこにもその真似に良寛さんを見る人はいないでしょうけれど・・・
真似一休さんもやはり言葉の上での真似遊びに終始していて、一向にこれが一休さんだという根本は見えないまんまです。ふたりともラディカルすぎるんですね。
温暖平穏なちっご平野の鄙凡愚老仁の平凡な想像力の及ぶものではありません。なのに真似良寛さん、真似一休さんあそびをやめられないのはどうしたことなんでしょうね・・・
ただ真似あそびという言葉あそびを楽しんでいるだけなのかもしれません。
最近は真似あそびのバリエーションを増やして、浅い真似あそびに自足しようとする怠け者傾向が目立ちます。一茶さんの真似をしはじめたと思ったら、もう真似蕪村さんも楽しんでいます。ただの拾い読みの楽しみを遊んでいるだけなのだということに気がつきました。拾い読みして知った言葉と人の心が面白いので、その言葉と心の世界を凡愚老仁風に遊ぶんです。ただそれだけですが、林住期の鄙こもりの凡愚老仁には、狭庭の四畳半菜園と言葉の独り真似あそびがあれば、臨終の時まで、そんな自分を見届ける楽しみを遊ぶことができそうな気がしてきました。
苦であろうと楽であろうと、そんな自分をぼんやり眺めながら死んでいけるとHappyでしょうね・・・
短夜のみじかさいとし日はながし 仁
在りし日とおくあさく小さし
西行さんの自然自死法爾。一休さん、良寛さんの自然慈愛法爾。芭蕉さん、子規さんの自然俳諧法爾。色々の自然法爾の死を拾い読みしてきました。
さて凡愚老仁はどんな死に方ができるのでしょうね・・・
願わくば、自然鄙籠法爾を。
いくばくの余命しみじみ明けやすし 仁
遠くなるもの近くなるもの
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★ 優游575交心v13s070401
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青柿や下天の夢を移ろいぬ
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> 行行と下天終え行く夏の夜 遊呼
天敵脱けて古稀越え行かん 仁
遊呼さん、いつもあい風交心ありがとうございます。
随分甘えさせてもらいました。温温の鄙の習性が世間にまで通有するごとき錯誤が青いまんまつづいています。度し難いデクノボウ方便です。遊呼さんの菩薩心に合掌です。
真似良寛さんもついに甘えの方便のまま面目を潰してしまっています。所詮の幼稚な言葉遊びですから綻びっぱなしですけれど・・・
青柿や下天の夢を移ろいぬ 仁
世間のせめぎ抗いかねつ
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